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超初心者でもできる!住宅の庭にDIYでウッドデッキを作ろう 設計編 

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ウッドデッキの基礎設計をしてみよう   ウッドデッキは基礎(土台、大引や根太、床材を支える)から大引(根太を支え、  目方を土台に伝える)、根太(床材を張る横木)、デッキの配置(目地の位置や張り方)、  などを考えておかないといけません。   いきあたりばったりでは施工中に問題が発生したり、せっかく買った材料が  使えなくなる可能性や、構造に欠陥が生じウッドデッキ使用中に破損や転落したり  墜落などの事故につながる可能性があるからです。   しかし、使用する材料のメーカーの仕様書を読めば設計の方法が載っていますが、  小難しい書き方をしていたり専門用語が多くて分かりにくいですね。ある程度の  建築知識がないとわかりにくいかもしれません。   この設計編でウッドデッキの構造をついでに学びましょう。材料によっても設計  の仕方が変わるので、今回は人口木(樹脂木)の材料の仕様を参考にして設計しよう  と思います。  基礎(土台)編   庭の土は学校の運動場のような土質で硬くてしっかりしていると思ったので  ピンコロと呼ばれるサイコロのようなコンクート製のブロックを使う事にしました。  大きさはたて150mm 横150mm 高さ150mmとしました。 上の図の赤い点のところにこのピンコロを設置します。もしちょっと土質が  柔らかいのではないかと心配しているのであれば、ピンコロの下にコンクリート  平板と呼ばれるコンクリート板をピンコロの下に敷きましょう。できればピンコロ  の大きさの倍ほどの平板にしましょう。力が分散されるからです。     今回だったら、たて300mm 横300mm 厚み30mmぐらい  がいいでしょう。   いろいろウッドデッキDIYのサイトを見てきましたが、基礎(土台)は穴掘って  砕石敷いて、転圧(押し固める)してセメントを練って基礎石を水平に設置しましょう  とありますが、とても大変な作業です。確かにしっかりしますが、コンクリート平板  とピンコロでもしっかりしていると考えます。   大引(根太を支え 目方を土台に伝える)編   基礎の次は、大引です。 板張り設計をしてみよう。  材料の仕様書を確認して定尺寸法を最大限生かそう  材料の注意点をよく

超初心者でもできる!住宅の庭にDIYでウッドデッキを作ろう 品定め編 

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 ホームセンターに品定めに向かう      設計をする前にどんな資材があるか、近くのスーパーホームセンターに    品定めに向かいました。なかなか、大小のホームセンターがある中で、    人口木を販売している店はなくて店を探すに苦労しました。     いろいろ回るとやっと見つけました。スーパービバホームにその商品は    販売していました。          杉田エース株式会社  エス・ウッド という商品です。ビバホームオリジナルの商品です。ぱっと見の印象ですが 木材の感じがしました。中は中空壁のような構造です。見た目フローリング    の板のような印象です。     触り心地は、木のようなザラザラ感が感じられ、    心配していた雨などで濡れたときに滑らないのではないかなと思えました。    添付写真は 木粉樹脂デッキ材 という商品名でした。     木粉樹脂デッキ材はウッドデッキの板材です。厚さ25mm、幅150mm    長さ4000mmの商品でした。色は、ブラウン、ライトブラウンとあります。    金額は¥4,580でした。買うのはいいけどどうやって運ぼうかと思いました。    長さが2000mmの物もありましたが、割高です。   こういうホームセンターはカットサービスがあります。1カット50円と   店員に聞きました。長さ4000mmの物を買って半分にしてもらった   方がお値打ちです。    ウッドデッキの下地材です。ハット型と呼ばれるものです。   こちらは無料のカタログから写真を撮らせていただきました。高耐久鋼板   と呼ばれています。このタイプの金属は錆ないようにメッキがしてあるもの   です。ウッドデッキの下地材には打ってつけですね。   (切断面にはローバルというスプレーの防錆材を塗るといいです。)    ハット型の形にしてあるのは強度を保つためと考えられます。   この形だと設計するときに考えなければいけない、束と束の間を   広くできると思います。そうすると材料も節約できそうです。   長さ3000mmのものです。(写真がぼけてしまってます( ;∀;))    こち

超初心者でもできる!住宅の庭にDIYでウッドデッキを作ろう 構想編 

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  どうして作ろうと思ったのか  住宅の南側にウッドデッキを作ろうと前々から考えていました。 なぜかというと、ウッドデッキを作れば、普段は洗濯物の干場、夏になったら、 バーベキュー、家庭用のプール等レジャーが楽しめると思ったからです。 また、掃き出しの窓のFL(フロワーライン)とGL(グランドライン)の高さに55cmの段差 があるので、不便だったので嫁から何とかできないのかと相談を受けていたからです。  どのようなウッドデッキするのか  南側に部屋がダイニングと和室があり、2つの部屋の掃き出し窓は外のウッドデッキと 繋がっていた方が何かと便利だろうと思い、下の図の広さのウッドデッキを作ろうと計画しました。 横4.5m 縦2m出します。高さは窓枠の下まで上げて段差を無くすことにしました。  ウッドデッキの材質選び   ウッドデッキには種類があります。天然木、人口木(樹脂製木材)です。 天然木の中にもソフトウッドやハードウッドがありそれぞれ特徴があります。  天然木(ソフトウッド) これはよくホームセンターで売られている、SPF材と呼ばれる木材で作るウッドデッキです。 この材質は比較的やわらかく、加工がしやすくDIY初心者の方でも簡単に施工できます。 また、安価で手に入るので全体の材料費が抑えられます。 もしかしたらお近くのホームセンターに組立式のウッドデッキが売ってるかもしれませんね。  しかし、外部で使用となると出来上がってすぐは、大丈夫ですが、水を吸収してしまい 腐ってしまいます。なので、防腐処理のためペンキを塗るなど対策が必要になります。  1度ペンキを塗ったとしても数年後また塗りなおしをしていかなければなりません。 その後のメンテナンス費用のことも考えていかなければいけませんね。  天然木(ハードウッド) これはあまりホームセンターでは売られていないかもしれません。 ウリンやアマゾンジャラ、イペ、セランガンバツといった種類があります。 この材質はとても硬く、ビスを止めるのも下穴を開けてからじゃないとビスが折れてしまいます。 繊維がとても密になっているからです。DIY初心者の方は不向きかもしれません。 切断するのものこぎりでは難しいと思います。 力がある方、電動